記憶に残ったことを忘れないために色々メモとしてのこしていきます
History APIについて備忘録
ブラウザの戻るボタンを押した時に、ある処理を実装することがあった。そのときに立ちはだかるHistory APIなるもの。。
さくっとググってみた。
「ふむふむ、pushStateには引数を3つとるんだな。」
「引数にnullが2つ。第3引数にURLを設定?」となんとなく近寄り難い印象。
せっかくなので調べてやろうじゃないか。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/History_API
MDNによると、Windowオブジェクトは、ブラウザのセッション履歴を history
を使って管理しているとのこと。
前ページや次のページ移動は、このような感じでかける。
window.history.back()
👇このようにも書ける
window.history.go(-1)
window.history.forward()
👇このようにも書ける
window.history.go(1)
現在のページを再読み込みする、こんな感じ。
window.history.go(0)
👇このようにも書ける
window.history.go()
「あれ、以外と直感的に書けるじゃないか。」と少し気が楽になってきた!
ちなみに、 length
で履歴スタックの中のページ数を取得できる。
window.history.length
ここまでは順調!と思ったら、いきなり先ほどの pushState
のサンプルコードが。。
そこで、History インターフェースのページをみます。
History
のプロパティ
length
: integer
閲覧しているページを含むセッション履歴の数を integer
で返す。新しくタブでページを読み込んだとき、 length
の値は 1
となる。scrollRestoration
: 'auto' | 'manual'
戻る、進む操作のときスクロールの位置を復元するときの設定する。
auto
ユーザーがスクロールしたページ上のスクロールの位置が復元されます。
manual
ページ上のスクロール位置は復元されません。ユーザーが手動でその位置までスクロールする必要がありますstate
: any
履歴スタックの最上位にあるものの状態を返す。履歴スタックの一番上の状態です。
この値は pushState()
や replaceState()
が使われない限り null
です。
History
のメソッド
back
ユーザーがブラウザーの戻るボタンをクリックしたときと同じく、セッション履歴の一つ前のページへ移動します。 history.go(-1)
と同等です。forward
ユーザーがブラウザーの次へボタンをクリックしたときと同じく、セッション履歴の一つ次のページへ移動します。これは history.go(1)
と同等です。go
現在のページからの相対位置で識別されるページを非同期に読み出します。たとえば、 -1
は前のページで 1
は次のページです。範囲外の値を指定した場合 (例えば、セッション履歴に以前訪問したページがないときに -1
を指定した場合)、このメソッドは暗黙に何もしません。 go()
を引数なし、または 0
の値で呼び出すと、現在のページを再読み込みします。pushState
: (state, unused, url?)
指定したタイトルとURLをセッション履歴に追加する。
state
pushState()
によって作られる新しい履歴項目に関連したJavaScriptオブジェクト。ユーザーが新規のstateに移動した時はいつも、 popstate
が発行され、イベントのstateプロパティは、履歴のstateオブジェクトのコピーを含む。url
新しい履歴項目のURLは、この値で与えられる。replaceState
履歴スタックの最新の項目が、指定したデータ、タイトル、指定されていれば URL になるよう更新します。